システム・機器

原子力発電プラント付帯設備および試験設備に係る製品開発、システム設計、機器ハード設計、電気制御設計、保守サービスならびに顧客設計支援を行います。

製品紹介

遠隔無線重機

2011年の遠隔双腕重機「ASTACO-SoRa」の開発を契機に、さまざまな機器や通信・制御技術を搭載した装置の設計、製作に取り組んでいます。
日立プラントコンストラクションの優位性としては、長年原子力施設に従事して得た予防保全の知見、操作性と視認性を追求した遠隔操作技術、 さまざまな用途に応じた柔軟なカスタマイズ対応、各種ツール製作や通信・電気インフラ等付帯設備の一括対応が挙げられます。
その成果と価値が広くお客さまに浸透したことで、その後もお客さまの要望に応えるかたちで遠隔無線技術の研究・開発を進め、さまざまな用途やサイズに対応した遠隔無線重機へと発展を続けています。

可搬型熱交換設備

シビアアクシデントが発生した際、原子炉圧力容器内の除熱を目的として、原子炉建屋外部から原子炉補機冷却系と取合い、海水による熱交換を行うための設備です。
可搬型熱交換設備は、トラック荷台部に設置された40ftコンテナ内にポンプ、熱交換器、ストレーナ、配管、弁、計装品、制御盤他を実装しています。
コンテナへの実装に当たってはシステム設計、機器ハード設計、電気制御設計から製作まで一貫したエンジニアリング対応により実現しました。
当該設備の他、可搬型の電源車の対応実績も有しています。