日立プラントコンストラクションではプラント機器などの重量品や仮設品などの搬入から据付について、自社で計画から施工まで一貫して行っており、国内外プラントで多数の実績を有しています。また、3D-CADとMRデバイス(※)を用いた自社開発の吊り搬シミュレータにより、本社と現場での吊搬計画・設計のシームレス化、現場での作業効率化、安全性向上に寄与しています。
※MRデバイス:Mixed Reality(複合)デバイスの略。AR(拡張現実)とVR(仮想現実)を複合した技術を搭載したデバイスのこと。
原子力発電所や変電所などの超大型重量機器の揚重・据付の計画・設計・施工まで一貫して行います。
大型モジュール吊上げ搬入設計
大型モジュール(650トンクラス)吊上げ搬入
自社にてMR技術を用いた吊搬シミュレータを開発し、タブレットやウェアラブルデバイスに投影して、現実空間への3Dモデルの重畳表示機能、物理演算による重量を考慮したリアルなシミュレーション機能などにより、狭隘エリアでの吊搬シミュレータが可能となり、計画の効率化、現地作業の安全性向上に貢献しています。
3D吊搬シミュレート画面
建設時の図面が無い、またはCAD図面のない既設プラントなどの改造、リプレースでも移動式・固定式レーザ計測による三次元計測を行い、3Dデータ化による既設・新設設備との干渉チェック、搬入計画が可能です。
レーザ計測点群データ (3Dデータ化)
3D-CADによる搬入計画
無火気切断装置として、お客さまの多様なニーズに対応できる自社開発の大型・中型・モバイルバンドソーの多彩なラインナップを揃えています。
タービンロータ、発電機の固定子などの大型・長尺物から小型ポンプなどの無火気切断において、計画から施工まで安全かつ高効率な技術を提供しています。
自社開発の建設工事の見積りから予算、工事管理まで行えるプロジェクト管理プラットフォームです。
現場に設置した各種センサ・デバイスから収集したデータを現地と本社・拠点で共有し、タイムラグなしで予算、進捗の見える化が行え、タイムリーな進捗のフォローアップなど管理効率化に貢献しています。
工事進捗管理・作業出来高管理画面