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Hitachi
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技術開発品

装置開発

廃炉ビジネス基盤構築 −エネルギープラントの特殊環境に対応した解体工法の確立−

中型バンドソー
中型バンドソー

バンドソーを用いた切断においては、@切断対象への刃の挟まれ、A極度の切り曲り、B著しい刃の欠損、が問題となります。
これらの問題に対し、切断対象への刃の挟まれ,極度の切り曲り,著しい刃の欠損の予兆を検知し,回避する自動運転ロジック実現の見通し他を得ました。
その結果、監視人員を75%削減可能見通しです。

免震装置を用いたエアコンシステムの開発 −エネルギープラント向け特殊仕様空調装置の開発−

特殊仕様空調装置
特殊仕様空調装置

電力会社では、原子力規制基準への対応として低コスト化をめざした検討が進展しています。
それに対して、鉛直免震機構として荷重支持に定荷重ばねと動滑車を用い、復元機能にコイルばね、さらにクロスリニアベアリングなどを用いた水平免震機構とを統合させた耐震性を満たす免震構造を持った新たな三次元機器免震システムを開発しました。

ICT Construction®

新規制対応技術の構築 −AIを使用した設計内容チェックシステムの開発−

類似解析データ抽出システム
類似解析データ抽出システム

解析者のリソース不足や膨大なチェックエビデンスの作成およびチェック作業、作業許認可解析の品質維持等の問題に対応すべく、AIを活用し、過去モデルから類似モデルを自動抽出するシステムや荷重差替えの自動再解析を行うシステム、解析モデルの3D形状表示解析結果を色調で可視化するシステム等を開発しました。

生産性向上(支援技術)

デジタル施工プラットフォーム −MRやシミュレーション技術を活用した搬入などの施工内容検討システム−

デジタル吊搬シミュレータ
デジタル吊搬シミュレータ

吊搬作業の実現性を検討するシミュレータにおいて、MR(Mixed Reality:複合現実)デバイスを用いて現場に重畳した実スケール3Dモデルを確認しながら吊搬アニメーションを作成する機能や3Dモデルと干渉物との距離計測を現場内で実施し、干渉物との距離がシステム画面上に自動的に表示する機能等を開発しました。

ジャイロ効果を活用した吊荷の回転制御装置(通称:ハチドリ)

ハチドリ
ハチドリ

東京電力福島第一原子力発電所の放射線量が高い場所で機材の搬入、設置を行う場合、作業員が吊荷に結び付けたロープなどを現場で持ち、吊荷の方向を制御しながら搬入を行うことは難しいです。
その為、遠隔で吊荷の回転を制御する装置を開発し、吊荷の回転(動き)を止めるという特性から「ハチドリ」と名付け、現場で活用しています。

安全管理支援技術開発

デジタル技術活用による現地 安全管理の高度化 −デジタル技術を活用した高度安全管理システムの開発−

AIアラート発報システム
AIアラート発報システム

現場では、労働力、熟練技術者の減少などに起因する災害発生件数が増加傾向にある為、ICTを活用したヒト、モノ、環境情報を共有した協調安全方策推進が必要となっています。
本技術は、定点カメラからの画像情報とAI解析技術を活用し、@ヒト、モノを認識し、A相対位置関係で危険性を判定後、Bアラートを発報し注意喚起を図る。というものになります。

デジタル技術を活用した技術伝承システム開発

熟練者ノウハウ活用に向けた技術基盤構築 −ベテランの持つ技術の伝承基盤システムの構築−

VR画面
作業訓練中のVR画面

閉所作業を想定した作業訓練
作業訓練中の被験者

建設業では、高年齢層の増加と若年層の減少が顕著であり、将来的な熟練者の大量退職が予測されます。
そのような中、熟練者や作業者は現場を渡り歩くことが多く、ノウハウ伝承が効率よくなされない為、デジタル技術を活用した熟練者ノウハウ伝承基盤を構築しました。