

円滑なコミュニケーションと
最適な設計を
自分の強みを評価してくれたことが入社の決め手
大学で機械工学を専攻していた私は、エンジニア志望だったこともあり、機械に関わるメーカーを中心に幅広く受けていました。そんな中、当社の採用面接を受けた際に、自分のアピールポイントと会社のニーズがマッチしているように感じました。選考が進んでいくにつれて、「この会社でなら自分の強みを活かして仕事ができる」と思えたことが入社のきっかけです。
入社後は原子力設計本部の配管設計部に配属し、他部署への異動を経て再び原子力設計本部で仕事をしています。現在私が担当している業務は、原子力発電プラントの配管を製作するときに必要な図面や仕様書を作成することです。「配管を製作する」というと、一からパイプをつくっているように聞こえますが、実はそうではありません。長い1本の管を購入して、それを切ったり曲げたり部品を取り付けたりしてつくっています。製作現場に「こういう配管をつくってください」と指示するための図面を作成したり、資材調達の部署に集める材料を指示や、組み立てのための溶接作業の指示をすることが主な仕事です。

多くの制約がある中で最適な設計をすることにやりがいを実感
指示を出すことが多い部署なので、コミュニケーションの取り方には細心の注意を払っています。誰が見ても理解できる図面を描くのはもちろん、メールの文章も誤解を招く表現がないように考えて送信しています。情報が正しく伝わらず、こちらの意図と違うものがつくられることのないよう、最適な伝え方をつねに意識するようになりました。
ただし、納期が急に早まるなどの想定外の事態があった場合、正確に物事を伝えるだけでは仕事が上手く進行しないこともあります。円滑に進めるためにも、できるだけ相手の心情や立場にも配慮したコミュニケーションを心がけています。
配管の製作に使えるリソースやコストは限られているので、予算の範囲内で、決められた納期までに限られた資源を利用して配管を製作するためには、最適な設計を考えることが重要です。原子力の分野は法律や規格の縛りが非常に多く、基準に満たないと認可が下りないこともあります。たくさんの制約がある中で最適な答えを出す設計ができたときには、非常にやりがいを感じます。

コミュニケーション能力のさらなる向上が今後の課題
学生時代に比べてより積極的に周囲とコミュニケーションが取れるようになったと感じています。学生のときは趣味や専攻が同じなどの、比較的狭いコミュニティの中で人間関係が成立することが多かったのですが、様々な部署や現場で働く人と会話するようになったので、コミュニケーション能力が鍛えられました。
今後はお客さまとも柔軟な調整ができるように、さらにコミュニケーション能力を向上させたいと考えています。お客さまや現場で働く人とも円滑に物事を進められるようになりたいです。
将来的には、もともと得意だった英語のさらなる上達を目標にしています。そのために、運転中に英語を聞き流したり、SNSで英語の文章を投稿したりするなど、継続しやすいやり方を選んで英語学習に取り組んでいます。

1日のスケジュール
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- 09:00
- 出社後、朝礼・メールチェック
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- 10:00
- 関係部署とのTeams会議(情報共有、進捗確認)
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- 13:00
- 仕様書の作成・チェック
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- 15:00
- 配管施工図のチェック
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- 18:00
- 退社
オフの日の過ごし方
休暇は海外美術館めぐり。芸術鑑賞で仕事への意欲が再燃
主に買い物や家事をして過ごしています。芸術鑑賞が趣味なので、美術館に足を運ぶことも多いです。当社は休暇が取りやすいので、長期の休みを利用して、好きな画家の絵を見るために海外旅行にいくこともあります。美術作品に触れることで心身をリフレッシュできると、また新たな仕事に取り組む意欲が湧いてきます。
