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INTERVIEW02

豊富な経験とチームワークで
プロジェクトを成功に導く

A.U
プラント事業部原子力工事本部
建設プロジェクト部主任技師|2010年入社

スケールの大きな仕事で先を見通す力とリスクマネジメント力を獲得

大学時代は資源学を専攻し、コンクリートについて研究していましたが、異なる領域にチャレンジしたいとの思いから、人や社会に不可欠なインフラ業界に興味を持つようになりました。中でも当社は原子力発電という大きなスケールで仕事ができること、日立グループの一つで将来的な安定性があることなどを魅力的に感じ、入社を決意しました。

現在のミッションは、東日本大震災以降に定められた原子力施設の新規制基準に則り、原子力発電施設の安全性をさらに高めるための建設工事です。私は主任技師として施工全体を管理しています。新規制基準は、設備機器の配管の小さな継ぎ目まで耐震性に優れたものに変更するなど、非常に綿密かつ厳格で、ミスは絶対に許されません。入社当初は与えられた業務を全うすることばかりに必死になっていましたが、経験を積み重ねる中で、工事全体の流れを考えられるようになりました。起こりうるリスクやイレギュラーをシミュレーションし、工事期間中に万一何かあれば冷静かつ迅速に対応できるようになったことが最大の成長点であり、自分の強みになっていると思います。

現場での綿密なコミュニケーションが円滑な施工管理の肝

施工管理の業務は、基本的に本社にて行います。工事計画から事前調査、新規制基準に基づく設計、資機材の調達・調整、工事事務所の設営、人員の配置、予実算管理、顧客への報告など内容は多岐にわたります。さらに、ひとつのプロジェクトに多数の部署や外部の協力会社などが関わっているので、各所と認識をすり合わせながら、計画通りに工事を進めていくことは決して容易ではありません。

そこで、私は現場へ頻繁に足を運び、現場監督やメンバーとの綿密なコミュニケーションを徹底しています。進捗状況や現場での課題などを自分の目と耳で確かめることが、柔軟でスピーディーな対応、管理につながると考えているからです。私のマネジメントで、工事のスタートからゴールまでが円滑に進行し、たくさんの人たちが一丸となって工事が完了した瞬間の達成感と喜びは何物にも代えがたく、次のプロジェクトへのモチベーションになっています。

風通しの良い職場で切磋(せっさ)琢磨。数百億規模のプロジェクトにも挑戦したい

主任技師には、施工管理と並行して「人財育成」というミッションがあります。当社は先輩・後輩関係なく自分の意見を忌憚(きたん)なく伝えられる、風通しの良い社風が魅力です。私も当社の充実した教育カリキュラムと上司や先輩からの手厚いOJTを受け、切磋琢磨しながら主体的に仕事に取り組んできたからこそ今があります。

後輩を育成する立場になった現在では、後輩の考えにしっかりと耳を傾け、仕事を一任し、何か問題が発生した際はともに解決策を考えるようにしています。そうして後輩の成長を感じることがこれほどまでにうれしいとは思いませんでした。今後は数百億円規模のプロジェクトの取りまとめにもチャレンジしたいと考えています。億単位のプロジェクトに携われる魅力は言葉では言い表せません。

原子力はカーボンニュートラルを目指すためのベースロード電源として不可欠な存在であり、当社には安定供給に応える技術力があります。今後も部署のメンバーとともに「安全・安心な原子力発電」に向けてまい進していきます。

1日のスケジュール

  • 09:00
    出社してメールを確認
  • 10:00
    打ち合わせ、社外発注事項などの対応
  • 14:00
    予実管理や資料の作成
  • 16:00
    部内で業務進捗確認、課題共有
  • 18:00
    退社

オフの日の過ごし方

趣味は本格カレーづくり。スポーツでリフレッシュも

休日は2人の子どものパパとして全力を尽くします。カレーづくりが趣味なので、スパイスからこだわり、妻と一緒に食べています。まだ子どもたちは自分のつくった本格カレーを食べられないので、一緒に食べられるようになる日が待ち遠しいです。他には格闘技を観戦したり、ゴルフやサッカー、サーフィンなどのスポーツで汗を流したりしています。